新潟支社の発車標

アレもコレも駅ごとに考えてたらしい

【新型】東三条駅の発車標

※直営時代、燕三条駅長管理下JNB委託後の様子、それぞれ当時のレポートです
 
【2019年7月】

中越地方北部の県央地域にある東三条駅は、新潟支社管内の在来線単独駅では数少ない直営駅です。

近年委託化された見附駅と比べて比較的供用設備は充実していましたが、そのうち発車標は2017年以降に更新された新陽社製のあたらしい媒体でした。

定位とする色の設定は、のりば数字が橙、快速が全部「橙」、特急が全部「赤」、普通は全部「緑」。

運用変更時の色は未確認。

英語は直営駅だったこの時点で出力がありませんでした。

コンコースから見た運行情報表示機と発車標↓

信越本線の発車標↓(加茂・新津・新潟方面)

信越本線の発車標↓(長岡方面)

弥彦線の発車標↓(種別表示)

弥彦線の発車標↓(ワンマン表示)

更新前は1994年6月製造の旧型で、更新後も表示内容は変更されていない模様。

日本語固定で時刻フォントは一昔前のもの、スクロール表示やワンマン車のみ反転表示。

制御はNECのノートパソコン。

【2022年2月】

2021年5月、再雇用のエルダー社員(本体からJNB出向)の受け皿を増やす観点から、東三条駅燕三条駅管理下の業務委託駅になりました。

駅務長の配置駅、終日社員配置で発車標は終日運用、亀田や豊栄同様に改札の営業時間が設定されています。

(遅延時)


(20時ごろ)






《豆知識》

発車標の更新前、長岡方面用の発車標には「長岡・越後湯沢方面」と印字されていました。

新潟始発の越後湯沢 - 新宿方面に向かう列車といえば、2014年に運用がなくなったムーンライトえちご号しかないハズ、これが理由?

【特集】白山駅の発車標

新陽社製の発車標が設置されている白山駅

JR東日本新潟支社の中でも比較的乗降人員の多い駅で、業務委託駅の中ではかなり遅い時間まで窓口営業を実施しています。

発車標はコンコースにのみ置かれていて、新潟支社においては珍しい英語表示が実施されていました。

1・2番線(日本語)↓
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1・2番線(英語)↓
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3・4番線(日本語)↓
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3・4番線(英語)↓
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このほか、ホーム上には入線予告に対応した旧型の運行情報表示機が設置されていました。

記事のあらまし

「駅ごとに入力を考える」という前提のもと、支社ごと駅ごとに色の意味やスクロール案内の有無、英語反転表示の考え方が乱立しているJR東日本の発車標。

企業としては「交通バリアフリー法に基づく旅客案内装置」という建前で置いており、形としては少なくとも労働者=駅社員のために置いているものではないとされています。

これが本来誰のためにあるのか、何のために置いてるのか、サインマニュアルのように基準を置かなくて良かったのかを考えるナカの人が「地方の発車標」を2019年頃から紹介しています。

少なくとも、色の意味が乱立しているのは整えていきたいと考えています。

あけぼの号アーカイブス

www.jreast.co.jp/train/express/24akebono.html

24系
あけぼのデビュー年:1970年10月
最高速度:110km/h
運行区間:奥羽・羽越本線など

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北斗星」と同じ24系客車で運転されている。編成は2段式B寝台のほか、A寝台1人用個室「シングルデラックス」、B寝台1人用個室「ソロ」も連結している。
 「あけぼの」は、1970年に東北・奥羽本線経由の寝台特急として誕生。現在では直流用のEF64形および交直両用のEF81形が牽引し、上越羽越本線経由で北上し、秋田から奥羽本線に入っている。

北斗星」と同じ24系客車で運転されている。編成は2段式B寝台のほか、A寝台1人用個室「シングルデラックス」、B寝台1人用個室「ソロ」も連結している。
 「あけぼの」は、1970年に東北・奥羽本線経由の寝台特急として誕生。現在では直流用のEF64形および交直両用のEF81形が牽引し、上越羽越本線経由で北上し、秋田から奥羽本線に入っている。