【準備中】越後湯沢駅の発車標
1990年代に「改札口」と「いまのエレベーター付近」に2段式の新陽社LED発車標が設置された越後湯沢。
臨時ホームの4番線は1段式があるものの、相当な期間使われていない模様。
2013年頃の装置取り替えでは、色の定位が「時刻」「のりば数字」がオレンジ色に統一されて西日本風に。
2019年12月頃には「Local」や「Nagaoka」といった英語表示が始まりました。
0番線ホームは「ほくほく線」の専用で、いずれ来る装置更新で方面表記も用意されると思われます。
【2022年3月】
改札口
2階 階段・エレベーター付近
【直営駅】吉田駅の発車標
1990年代、支社の方針でLED発車標が相次いで導入された際に設置。
仙台支社と同じ「のりば赤数字」という支社では唯一の案内。
臨時列車は行先がオレンジ色?
英語表示は2018年あたりから確認されているそうで、種別は越後湯沢のような頭が大文字の太字。
「Local」「Rapid」「Ext.」
行先は「NIIGATA」とか「NAGAOKA」みたいに大文字だけど太字で入力。
独特の太字といえば、営業エリアの北端にある酒田駅が「英語表記」を試行した時にこれと同じ打ち方をしています。
跨線橋は柏崎や新発田にも置かれた実績のある一段型で、今のものは二代目。
新発田は2021年冬まで生き延びましたが、吉田はかなり早く更新されていたみたいです。
【2022年2月】
改札口
越後線 下り
英語表示
越後線 上り
英語表示
弥彦線
英語表示
(跨線橋)
1番線
英語表示
3・2番線
英語表示
4・5番線
英語表示
【2022年3月】
【橋上駅】新津駅の発車標(準備中)
【2022年2月】
(改札口)
(連絡通路)
(ホーム)
【橋上駅】長岡駅の発車標(準備中)
(終電到着後の発車標 - 深夜0時半ごろ)
【橋上駅】内野駅の発車標
越後線 内野駅は2014年に橋上駅として竣工し、交通バリアフリーの観点から「発車標」が改札口とホームに設置されていました。
利用人員はともかく、自治体の税金で有人駅舎を建て替えたら発車標を置くパターンは定着している様子。
当初から英語対応、従来まで長く行先部分がオレンジ色で表記されている駅でした。
のちに種別部分で「両」を表示するようになり、こちらもオレンジ色でご案内されていたようです。
(越後線は普通列車しか定期列車がなく、両表示の方が便利です)
2021年2月現在、のりば数字のみオレンジ色の表示に変更されていました。
ホーム側は両面タイプがホームごとに用意され、他駅同様に電子連動になっておらず接近表示には非対応。
(1番線)
(2番線)
※2021年春以降、行き先部分は橙の固定になったようです
【2022年3月】
改札口
約20分おくれ
ホーム
(1番線)
(2番線)
新潟駅を通ります
【橋上駅】関屋駅の発車標
関屋駅は2006年12月に駅舎が竣工し、交通バリアフリー思想に沿って「発車標」が設置されました。
JR東日本は「交通バリアフリー法」の基準にある「3000人」をベースに発車標の新設を考えているとしているものの、小さい田舎の駅から橋上化するにあたって「新潟市」からの税金が注ぎ込まれたことで基準以下にもかかわらず発車標が整備されたようです。
(2018年の中条駅もこのパターン、見附駅も今後そうなりそうです)
英語には非対応、すべて緑色の表示でした。
JRとしては3000人以上の乗車人員がないと置かない考えとのことで、橋上化とともに発車標が置かれるケースは意外と多そうです。
(1番線)
(2番線)
見ての通り方面ごとにホームが分けてあるのが関屋駅の構造。
時刻表を見てみると朝の1往復(新潟方面行き)が関屋始発になっていて、内野方面ホームから発車する設定。
コンコースの発車標の枠に数字が貼られていないのは、始発列車の運用を見越してのことなのかもしれません。
(みどりの窓口と改札運営は16時で閉まりますが、執務時間が17時半頃まで設定されており発車標も夕方まで光っていました)
【更新後】村上駅の発車標(準備中)
1990年代に「改札口」に2段式の新陽社LED発車標が2基設置された村上。
柏崎は改札上の設置からホーム上に吊るようになったものの、村上は未だに壁面に置かれています。
2010年春以降に制御装置を取り替えたらしく「フォント」「色の定位」が変更されています。(3月時点で古い制御、10月時点で更新)
設置当初から2010年の取り替えまでは「のりば数字」がオレンジ色で、取り替え後は「特急」「快速」「普通」がそれぞれ赤、橙、緑に丸々統一するように。
2013年頃、越後湯沢駅と同じ年に装置が高輝度LED発車標に取り替え。
2021年5月には「ひらがな」の反転表示が話題になりました。
【2019年12月】
酒田方面
(↓反転表示)
新潟方面
(反転表示↓)
【2022年3月】
酒田方面
(↓反転表示)
新潟方面
(反転表示↓)
【更新後】新発田駅の発車標(準備中)
下越の城下町として栄えた「新発田」、この地の主要駅として機能している新発田駅の発車標はかなり珍しいものでした。
まず目に付くのは太字の英語表示。これは県内ではまず見られないものです。
また、ホーム用のみ数字表記を簡略化していましたがこれもまた県内唯一と思われます。
時刻表からの変更時は「赤字」で案内されます。
【改札口】
(柏崎や高田と同様にホーム内に置かれています)
【地下連絡通路】
0・1番線
(英語表示↓)
2・3番線
(↓英語の種別表示)
(銘板)
【ホーム】
0番線
(英語表示↓)
1番線
(↓英語表示)
2番線
(英語表示↓)
3番線
(↓英語表示)
【2022年2月】
地下通路、ホーム上の3色対応発車標が「フルカラー対応」、2022年1月製造分に更新されました。
装置自体はフルカラーになったものの、制御パソコンの整備は後回しらしく「フルカラー化」は当分おあずけのようです。
(地下通路)
(2022年4月)
【橋上駅】中条駅の発車標
【2019年12月】
中条駅は2018年頃に駅舎が竣工、新潟支社では珍しくホームに発車標が設置されていました。
色の設定は、快速が全部「橙」、特急が全部「赤」、普通は全部「緑」と、管理駅の村上と同じ。
運用変更時の色は未確認。
英語はこの時点で出力がありませんでした。
(2番線)
形状は新潟支社ではホームにおいて豊栄駅や亀田駅で導入実績のある一段型の新陽社発車標。
(3番線)
柏崎駅では跨線橋にのみ置かれましたが、気候の関係で劣化が早まるためか支社管内でホームへの設置は限定的のように思われます。
【2021年9月】
最初の撮影から2年、厳しい冬もあってか金属製のフレームが腐食していました。
ホームの方は停車駅案内、座席案内、英語表記ともに出力がなく、「いなほ〇号」のように列車の数字などが反転するだけ。
JNBのエルダーさんいわく「2番線ホームは廃止されたんだよ〜」とのことで、待避線だった線路はツヤを無くして茶色くなっていました。
(1番線)
(2番線)
(3番線)
改札口は下の段で「座席案内」をしている程度、停車駅案内はこの時点でありませんでした。
スクロール案内は流しきると時刻表示に戻り、何秒かするとまたスクロールという「中条駅」だけの動作。
直営時代の入力がそのまま使われていそうです。
(↑改札口)
(↑特急のスクロール案内↓)
(快速 海里のスクロール案内↓)
【2022年3月】
※2番線の用途廃止から半年ほどして、小千谷や塩沢にあるような転落防止ホーム柵が設置されました
【橋上駅】亀田駅の発車標
新陽社製の発車標が設置されている亀田駅。
JR東日本新潟支社の中では乗降人員が3番手という大規模駅で、業務委託駅の代表的存在。
駅舎は2005年に完成した橋上駅舎、発車標は竣工時に設置されたもの。
設置当時は「普通」種別を『各駅』としていたり、英語表示を実施していたものの、現在は英語表示そのものがなくなっていました。
番線表示も長岡駅のようなオレンジ色にしていた模様。
(参考:https://chirashino.exblog.jp/2806581/
【2019年7月】
コンコースの発車標↓
右側が運行情報表示機↓(入線予告中)
ホームの発車標↓
【2022年2月】
初電から終電まで発車標の稼働している業務委託駅、これがなかなか無いのがJR東日本。
中条、矢代田、加茂はとっくに電源が落ちています。
【2022年3月】
(ホーム)
【橋上駅】矢代田駅の発車標
下越地域にある矢代田駅は、(旧)小須戸町の中で唯一の鉄道駅でした。
2008年に現在の橋上駅舎に建て替えられましたが、かなり前から業務委託駅として機能しているようです。
当駅にはコンコースとホームに新陽社製の発車標が4台設置されていました。
【2018年9月】
(改札口)
ホームの発車標は全部で2箇所に設置されており、両面仕様。
1番線ホーム(長岡方面)
2番線ホーム(新潟方面)
運行情報表示機の回線とは繋がっておらず、お知らせや在線表示はおろか接近表示すら出ず、17:00以降は無人化のため発車標は消されています。
【2022年2月】
(↑1番線)
(2番線↑)
長岡行き終電停車中のホームにて
タイマー制御にすれば無人時間帯も、時刻表どおりの表示は使えるような・・・
【特集】浦佐駅の発車標
※上半分は2019年11月当時のレポートです
中越地方南部の南魚沼地域にある浦佐駅は、魚沼広域では数少ない直営駅です。
2014年6月までは塩沢〜浦佐間は全駅が有人駅でしたが、当駅以外はすべて委託駅で五日町駅は当駅の管理下にあったそうです。
当駅には90年代頃から在来線用に新陽社製の発車標が4台設置されていました。
小千谷から南魚沼にかけて連なる「魚沼地方」では唯一となる英語表示に対応したもの。
(設置駅は浦佐、六日町、越後湯沢)
番線表示のみ橙を定位とし、ほかは緑色で固定されていました。
変更時は赤字で、区間運休になると色が変わります。
《補足》
越乃Shu*Kura編成を使用した「ゆざわShu*Kura」運転時には、英語反転表示の入力を書き換えて座席指定表示が実施されていました。写真にあるような独特の表示がお分かりいただけるでしょうか。
日本語↓(改札側)
英語↓(改札側)
〘運休時の表示〙
種別と時刻部分が緑定位で、行先部分も緑固定となっていたので赤色の発色が経年の割に明るかったです。
《運行情報表示機の新設》
2018年冬、運行情報表示機がお目見えしました。
接近予告中
設置末期の発車標と新設の運行情報表示機(2018,12/13)↓
《発車標の更新》
25年は使われたであろう発車標が1月に入り撤去、代わりに新型の発車標が置かれました。
"新型"といっても、長野新幹線が開通した1997年頃には既に設置が始まっていた古い設計、首都圏でも1998年からソラリ式の置き換えで整備されてきた伝統のモデルです。
(参考↓https://atos.neorail.jp/atos1/led/led_example5.html
以前のように8本の柱で吊られていた分厚く巨大な媒体から比べると、随分薄くなりました。
長岡の発車標は改装後の2008年度に更新されましたが、天井の配線処理もよく似ています。
(改札口側)
(のりかえ口側)
《英語表示のはじまり》
改札口に立たれていた主務職のベテラン社員から「珍しいでしょう」と声を掛けていただき、お話を伺いました。
英語をわざわざ表示させている理由について、
「外国人留学生が多く在学している国際大学の最寄り駅で、過去には多くの外国人の方から行先などを尋ねられることがありました」
「同じような問い合わせが大変多かったことから、問い合わせが減ると見込んでパソコンに打ち込んで英語表示が出せるようにしています」
「やはり、行先などが伝わるようになって問い合わせは少なくなりました。出す必要があったので、出しています。」
とのこと。